クロック・コートの柱廊の奥には、チューダー時代の古い建物が残っていて、現在は「The Story of the Palace」と題して、宮殿の建物の歴史が分かりやすく展示されています。窓の外には英国ではとても珍しい柿の木があります。
この窓の外には、ノット・ガーデンが見えます。チューダー時代のハンプトン・コートの庭園スタイルです。ツゲの生垣の間にベゴニアの花が植えられています。
窓の外に見えるのはオランジュリー(オレンジの温室)です。ここには現在、イタリアの巨匠マンテーニャの「The TRiumphs of Caesar(シーザーの勝利)」を描いた絵画が収められています。
やはりクロック・コートの柱廊から階段を上がると、「Young Henry Ⅷ's Story」という、若き日のヘンリーの物語を絵画などを使って分かりやすく解説した展示があります。ここは1520年代にウルジー枢機卿の私室だったところです。
壁にはチューダー様式特有の波型模様のパネルが使われています。布をドレープした時と同じ効果を狙ったのだそうです。
窓の外にはプレヴィ・ガーデンが見えます。
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