トリニティー・ウォークという急な坂道を登りきったところに
フロイド博物館の標識がありました。
高級住宅地の中にある
精神分析学者ジークムント・フロイド1856-1939)の最晩年の家。
ナチス・ドイツ支配下のウイーンから亡命したフロイドは、
ここでも毎日4人の患者の分析治療をしながら、 『モーセと一神教』『精神分析概説』『防衛過程における自我分裂』を執筆しました。
フロイドの提唱した数々の理論は、後世の精神医学や臨床心理学などの基礎となったのみならず、
20世以降の文学・芸術・人間理解に広く甚大な影響を与えました。
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