産業革命のきっかけは、17世紀にインドから輸入されるようになったキャラコ(綿布)でした。イギリス議会は毛織物保護のためにインド産キャラコの輸入を禁止したので、ランカシャーで西インド諸島産の綿花を原料とする綿布の生産が始まりました。
飛び杼の発明によって綿織物の生産量が急速に増えました。今度は原料となる綿糸が不足したので、ジェニー、アークライト、ミュールが紡績機を相次いで発明しました。カートライトによって蒸気機関を使った織機が開発され、大量の織物が生産可能になりました。
ジョン・ケイの飛び杼=フライング・シャトル(1733年)
ジェニー紡績機(1764年)
アークライトの水力紡績機(1769年)
カートライトの力織機(1785年)
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