ブライトンに行ってきました。人口約25万人。ロンドンから一番近い(電車で50分)海辺のリゾート・タウンで、毎年800万人の観光客が訪れる観光地です。
昔は小さな漁村でした。1750年、医者のリチャード・ラッセルが海水浴健康法を発表してから、ロンドンからたくさんの人が治療目的でブライトンを訪れるようになりました。裕福な人々のために、ダンスなどができる娯楽施設や劇場なども造られ、国王ジョージ4世がロイヤル・パビリオンを造ってからは、上流階級の社交の場としても賑わいました。
砂利浜(砂浜ではない!)と、カモメと、廃墟のウエスト・ピア。
町の中心にインド風の建物があります。
これがロイヤル・パヴィリオンと呼ばれる建物です。ジョージ4世がまだ皇太子だったときに海水療法のためにブライトンを訪れ、陽気な雰囲気が気に入って離宮を造らせました。
建築家はジョン・ナッシュ。バッキンガム宮殿の建築家でもあります。外側はインド風、内装は中国風です。ジョージ4世の姪のヴィクトリア女王はこの建物が気に入らず、ブライトン市に売り渡してしまいました。
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