7月28日から9月28日までの2ヶ月間、バッキンガム宮殿のステート・ルーム(迎賓館)が一般公開されています。
ロイヤル・パレスとしての宮殿の歴史は、1761年にジョージ3世がバッキンガム公爵の館を買い取ったことから始まります。1826年、ジョージ4世は、ここを宮中会議を開いたり、王室の公式政務を行ったりできる王宮として改築を開始します。1850年、ヴィクトリア女王は宮廷舞踏室と育児室を増築し、国家政務と家庭生活の両方の機能を果たす宮殿にしました。1913年、ジョージ5世は宮殿の正面にヴィクトリア女王記念碑や金色の門を造って現在の姿にしています。
宮殿にはステート・ルーム19部屋、寝室52部屋、スタッフ・ルーム188部屋、事務室92部屋、トイレ78箇所あり、女王様は北側の2階の12部屋をプライベート・ルームとして使っています。
女王様は公式、非公式に多数の賓客をここで迎えます。舞踏室では定期的に叙勲式が行われ、夏には庭園で園遊会が催されます。
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