2007年12月7日金曜日

ヘリト・ダウとフェルメール

昨日、ダリッジ美術館で見た、ヘリト・ダウの「チャビコードを弾く女」という、1665年の作品です。フェルメールの絵に似てませんか?

ナショナル・ギャラリーにあるフェルメールの「ヴァージナルの前に座る女」。でも、こちらは1670年の作品です。多分フェルメールの方が、当時もっと有名だったダウの絵を見て、影響を受けたのでしょう。

ヘリト・ダウは17世紀オランダの風俗画家で1613年生まれ。1628年レンブラントの弟子になり、1632年、19歳で独立。レイデン画壇の中心となります。これはロイヤル(英国王室)・コレクションの「玉ねぎを切る少女」。1646年の作品。

女性が仕事をしているところを描いたというのでは同じなんですが、やっぱりフェルメールの「牛乳を注ぐ女」(1658)は素晴らしいですよね。

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