トゥーティング・ブロードウェーは繁華街です。現在はインド人街でもあります。
ミッチャム・ロードでバスに乗って、アーメン・コーナー下車。
漱石は3軒目の大家のブレッド家と夜逃げ同然の引越しに付き合わされて、一緒にステラ・ロード5番地(現在11番地)に移ります。
当時ここら辺はまだ緑豊かな郊外で、新築(1900年建造)のテラスハウスでした。
ただ、劣悪な環境に暮らす下層の労働者階級が住む地域でもあり、
漱石は別の下宿に移ることを考えます。
この下宿ではロイヤル・アカデミーに留学中の(味の素発明者)池田菊苗(1864-1936)と同宿になり、彼の学識と教養の広さに深く感銘を受けます。
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