2016年10月6日木曜日

ロンドン・オリンピックのレガシーを検証

オリンピックのために新設し、オリンピック後も使用している建物
イートン・ドーニー(ボート、カヌー・スプリント)
ロンドンから40km、ウィンザー城の近くに位置するイートン・ドーニーは全長2200M、8つのレーンを備える施設です。オリンピック後もトレーニング施設や大会会場として利用されています。

リー・バレー・ホワイト・ウォーター・センター(カヌー・スラローム)
オリンピックパークの北30kmに新設されたカヌー用のコースで、オリンピック後も引き続き利用されています。 

オリンピック・スタジアム(陸上競技、開会式、閉会式)
収容人数は8万人で、オリンピック後は6万人に縮小し、陸上トラックを残したまま、サッカー・プレミアリーグのウエストハム・ユナイテッドのホームスタジアムとして使用されています。
 
アクアティクス・センター (競泳、シンクロナイズ・スイミング、飛び込み)
建築家ザハ・ハディット女史によりデザインされ、室内には競泳用の50mプールと飛込用の25mプールがあります。オリンピック後に客席部分は撤去され、クラブや学校などの公共利用目的に開放されています。
 
カッパー・ボックス(フェンシング、ハンドボール)
リサイクルされた銅を用いて造られたアリーナです。オリンピックの後は多種目に対応するスポーツ施設へと改修され、地域向けの利用やアスリートのトレーニングなどに利用されています。


仮設で造られ、オリンピックの後に撤去された建物。

ウォーター・ポロ・アリーナ(水球)
水球専用施設です。オリンピック後は撤去されました

バスケットボール・アリーナ(バスケットボール、ハンドボール)
オリンピック後は撤去されました。

1. オリンピック・スタジアム 2. アクアティクス・センター 3. ウォーター・ポロ・アリーナ 4. カッパー・ボックス 5. バスケットボール・アリーナ 6. リバーバンク・アリーナ 7. ベロドローム 8. BMXトラック 9. エクセル 10. ノース・グリニッジ・アリーナ 11. グリニッジ・パーク 12. ロイヤル・アーティラリー・バラックス 13. ホース・ガーズ・パレード 14. ザ・マル 15. アールズ・コート 16. ローズ・クリケット・グラウンド 17. ハイド・パーク 18. ウェンブリー・アリーナ 19. ウェンブリー・スタジアム 20. ウィンブルドン 21. ハンプトン・コート宮殿 22. イートン・ドーニー 23.リー・バレー・ホワイト・ウォーター・センター
ベロドローム(自転車)
自転車のトラック競技が開催されるベロドローム。

リバーバンク・アリーナ(ホッケー)
オリンピック後、移築。


既存の建物を使用
アールズ・コート(バレーボール)
1937年に竣工。4万平方メートルの広さを誇り、見本市などのイベントが行われてきました。現在、建物は取り壊されて、住宅が建てられる予定。

ノース・グリニッジ・アリーナ(体操、トランポリン)
マドンナやマイケル・ジャクソンのコンサートに使われるイベント会場。

エクセル(卓球、レスリング、柔道、フェンシング、テコンドー、ボクシング、ウエイトリフティング)
5つのアリーナを備えたヨーロッパでも最大規模のイベント施設です。

ローズ・クリケット・スタジアム(アーチェリー)
1814年創設、200年の歴史を誇るクリケットの聖地です。
 
ウインブルドン(テニス)
テニスの聖地。年に一回、ウインブルドン選手権の時しか使わないコートをオリンピックのために使いました。

ウエンブリー・スタジアム(サッカー)
2007年に完成。イングランドサッカー協会の主催する各種カップ戦や国際大会に使用されています。

ウエンブリー・アリーナ(バトミントン、新体操)
1948年のロンドン・オリンピックでは水泳の会場として使用された建物です。国際的なスポーツ・イベントやミュージック・イベントなどが行われています。

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