コーヒーハウスはトルコのイスタンブールで始まった喫茶店のようなところです。英国では1650年に最初のコーヒーハウスができ、最盛期はロンドンに3000件もあったと言われています。コーヒーハウスのほとんどが入場料1ペニーに、コーヒー、お茶、ココアなどの飲物代一杯1ペニーで何時間でも過ごすことができました。階級差別はありませんでしたが、女性は入店できませんでした。
一般にお茶が紹介されたのは、1657年、エクスチェンジ・アレイにあったギャラウェイ・コーヒーハウスでした。やかんや鍋で煮出したお茶は樽の中に保管されました。そして、随時樽からやかんに移し、大きな暖炉の火で暖めなおしてから提供されました。17世紀半ばはまだ砂糖の輸入量が少なかったため、お茶はストレートで提供されました。器はマグが使われていました。
ギャラウェイ・コーヒーハウスは1666年のロンドン大火で焼け、1784年に再び火災にあい、1846年に廃業してしまいました。
0 件のコメント:
コメントを投稿