2007年5月4日金曜日

ルノワールの風景画展

ナショナル・ギャラリーでは「ルノワールの風景画展」をやっています。

ルノワールといえば、ポッチャリした女性の絵が有名ですよね。だから、70枚の風景画が、世界中から集められた・・・と言われても、なんだかなあ・・・。女性の絵がないルノワールなんて、クリープ(商品名です)を入れないコーヒーみたいです。

いや~、とてもきれいな絵ばかりなんですよ。だけど、ルノワールらしくないというか・・・、写真の絵なんか誰の絵だかわからないでしょう?

もちろん、印象派の画家なので、屋外の写生は基本です。親友のモネと一緒にカンバスを並べて描いた、セーヌ川沿いのアルジャントゥイユや、ラ・グルヌイエールの絵は有名です。そのころの絵は、モネとタッチも似ているような気がします。40歳頃から、はっきり絵の方向が分かれてくるみたいです。

「ああ、あの黄金色の乳房!もしも神が女性の乳房をつくらなかったら、私は画家にはならなかった」と言った、ちょっとHなルノワールの方がいいなあ。

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