大英博物館の正面入口を入ってすぐの部屋に
オクタヴィアヌス(在位紀元前27-25年)の青銅像の頭部が展示されていました。
オクタヴィアヌスはシーザーの養子で、シーザーが暗殺された翌年から、シーザーの部下のアントニウスとレビドゥスと三頭政治を行いました。間もなくレビドゥス
は失脚。紀元前31年アクティウムの海戦でアントニウスとクレオパトラの連合軍を破り、ローマの第一人者となります。
紀元前27年、アウグストゥスの尊称を受けてローマの最初の皇帝に就任しました。していきます。
展示されている頭部はエジプト製でヌビアのメロエ族が略奪し神殿下に埋めたものです。皇帝らしく実際よりも大きく、ヘレニズム文化の影響で理想体型で完璧な体型をしていたと思われます。
提供は朝日新聞。
アウグストゥスの時代(在位紀元前27年‐14年)は安定していたので、文化が発達しました。
赤縞メノウのカメオ(AD14‐20年)はメドゥーサの頭を付けたゼウスの盾を持っています。
アウグストゥス帝の妻リヴィアの像。
3番目の妻。前夫との間に2代目皇帝となるテイxベリウスをもうけます。
ポートランドの壺(1BC-AD1)
ガラスのカメオ。コバルトブルーのガラスの上に白色ガラスで覆い、冷やした後白色層を削り取った。ペレウスとテティスの婚約場面。ローマで作られましたが、1785年からポートランド公爵の所有となり、1810年から寄託され、1945年に購入しました。
銀のカップ
ティベリウス(在位14年―37年)
54歳で帝位に就き、堅実な統治を展開しますが、23年に実子が亡くなると政治は近衛隊長のセイアヌスに任せて、27年からナポリ湾に浮かぶカプリ島に隠棲しました。
ティベリウスの鉄の剣と青銅の鞘 15BC
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