ロンドン橋の南側、サザック地区に、 ジョージ・イン・パブがあります。
サザックは昔からカンタベリーやチチェスターに通じる玄関口となっていました。
長距離馬車が待機する宿屋があり、 ジェフリー・チョーサーのカンタベリー物語の出発地点もこの辺です。
商業的な演劇は、こうした回廊に囲まれたインの中庭に仮設の舞台を設けて上演されていました。この一帯には芝居小屋を兼ねるインがたくさんあったそうです。
バルコニーは、中庭で上演されている芝居を観るための客席で、観客たちはここから身を乗り出すように観劇していました。
現在の建物は1676年に火事によって消失した後すぐに再建されたもので、大部分が築300年以上経っています。
シャードがすぐ近くに見えます。
このパブはナショナル・トラスト所有らしい。
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