ヤロー

キューガーデンのハーブガーデンに咲くヤロー(Yarrow)の花。

葉がノコギリのようにギザギザなことから、日本名はノコギリソウ（鋸草）といいます。これはエゾノコギリソウの仲間。

ヨーロッパでは、古くから打撲や切り傷の治療に使われてきました。学名はギリシア神話に出てくるアキレスの治療に使ったという言い伝えから、Achilea と付けられました。この花はAchillea ptarmica。

生の葉をサラダにして食べたり、ハーブティーにして飲んだりします。

発汗、解熱、降圧、利尿などの働きがあり、風邪、インフルエンザ、発熱、高血圧、下痢などに使います。