2009年1月31日土曜日
マダム・タッソーのオバマ大統領
2009年1月30日金曜日
チャイニーズ・ニュー・イヤー
2009年1月21日水曜日
聖アグネスの日
1月21日は聖アグネスの日です。聖アグネスはキリスト教徒迫害の時代のローマに生まれました。13歳の時、ローマの長官の息子に言い寄られ、固く拒みました。彼女がキリスト教徒であることを知った長官は彼女に死刑を宣告しますが、ローマの法律では処女への刑の執行が許可されなかったため、長官はアグネスをあらかじめ強姦しておくように命じました。アグネスは全裸で ローマの街を引き回され、娼婦の館におくられますが、上の絵のように奇跡が起こり、髪がみるみる伸び全身を覆いました。そして天使が現れて、アグネスを輝く 光と白い布で包み込み、人々の目から隠してくれたのです。その後アグネスは魔女として火あぶりの刑になりますが、炎は彼女の体を焼かず刑吏たちに襲いかかってきました。結局、最後には首をはねられて殉教しました。アグネスはラテン語では小羊の意味で、ギリシア語では純潔の人を意味します。宗教画に子羊を抱いている若い女性が描かれていたら、聖アグネスだと思っていいと思います。
聖アグネスは処女の守護神ですが、19世紀のイギリスの詩人のキーツは、聖アグネスの日の前夜に夕食を食べずに全裸でベッドに横たわっていると、将来の結婚相手が夢の中に現れると書いており、ラファエロ前派の画家たちはこの題材を好んで描いています。
2009年1月20日火曜日
シティーの高層ビル
2009年1月19日月曜日
ロイヤル・エクスチェンジ
2009年1月18日日曜日
ギルド・ホール
9日間の女王、レディー・ジェーン・グレーもここで死刑判決を受けています。この人の息子はもっと面白い人生を送っています。幼時にラテン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、を学び、5歳の時に9歳のモーツアルトからピアノを習い、建築家のサー・ウイリアム・チェンバースから建築を学ぶという、徹底した英才教育を受けて育ちました。16歳でジュネーブに留学し、法学、哲学、物理学、園芸学を修め、加えてアラビア語、スペイン語、ポルトガル語も習得。ジャマイカのサトウキビ農場からは年に10万ポンドの利益が入って来たので、働く必要はありませんでした。しかし、建築など自分の道楽のために大金を注ぎ込んで父の遺産を使い切り、資産を増やすことはしませんでしたから、亡くなった時には8万ポンドしか残っていなかったそうです。娘がハミルトン公爵に嫁ぎ、その直系の子孫にモナコ国王のレーニエ3世がいます。
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