2009年1月1日木曜日

ロンドン新年パレード

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

なんて呑気にしている場合じゃないんです。英国の元旦は忙しいんです。

新年のパレード(New Year's Day Parade)を見るためにロンドン中心部へ。

パレードの出発地点であるウエストミンスターはものすごく混んでいたので、

ホワイトホールを移動しました。騎馬兵の前も混んでいます。

正午にパレードが始まりました。

トラファルガー広場もすごい人ごみです。

テキサス・エンバシー前でUCA(Universal Cheerleaders Association)のパフォーマンスを見ました。

UCAは全米最大のチアリーダーズ組織で、1300のキャンプで25万人の女性が練習に励んでいるのだそうです。

その中から選ばれてきた「The UCA All Star」の女の子たちのパフォーマンスは完璧。

リージェント通りも、ピカデリー通りも見物客で混んでましたけど、

バーリントン・アーケード前に陣取ることができました。

楽隊が通ります。

ミニ蒸気機関車や、

昔の消防自動車、

アメリカの軍用車まで通ります。

モリス・ダンスの人たちや、

歴史的人物に扮した人たちや、

中国人女性(?)も通ります。

クラシック・カーと一緒に歩いているのは、パーリーキングの人たち。

パーリーキングというのは、真珠貝で装飾した労働者階級の伝統的コスチュームを着用している人のことです。

もともと市場の行商たちがボタンやズボンの裾などに真珠貝をあしらって身分を示していましたが、掃除人が彼らの落とした真珠貝を拾い集めて自身の服を目立つよう飾り立てたことが始まりと言われています。

パレードはまだまだ続きます。

夏のカーニバルで見た事があるような気がしますが・・・。

派手な服は見ているだけで楽しくなります。

ロボットも登場しました。

また、UCA(Universal Cheerleaders Association)の女の子たちです。

チア(cheer)という単語には、励ます、喝采、元気づける、応援するという意味があります。いつも笑顔のチアリーダーたちに励まされて、元気をもらいました。

楽隊はアメリカ各地から来た、ハイ・スクールのマーチング・バンド(Marching Band)です。

さすがに全米から選ばれただけあって、演奏も演技も揃っています。

ただマーチング・バンドの数が多いので、最後は寒さに耐えながらの見学が苦痛になってきました。

そういう時はバンドの中から美少女を探し出します。

うまく美少女の写真が撮れると嬉しいです。

キリッとした制服姿、いかがですか?

パレードの終点はリッツ・ホテルです。今年も「高みの見物」の人たちがいました。

私はパレードを見た後、元日でも開いているチャイナ・タウンに行き、

ホカホカ饅頭を食べます。これが私の元旦の過ごし方。

買い物に寄った中華系スーパーの前で、

ゴミ収集車を見ました。元旦からご苦労様です。

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