秋のオープンハウスの時、薬剤師のギルド(Apothecaries Company)に行ってきました。
16世紀までブラックフライヤーズ修道院の薬草園があった場所だそうです。
入口にある紋章は、病気のもとであるドラゴンを退治しているアポロン(ギリシア神話で治療の神でもある)です。
薬剤師のギルドは58番目のリバリー・カンパニーとして、1617年にジェームス1世により勅許を受けました。
シティーのリバリー・カンパニーの中では最大の組織なのだそうです。
アイルランド樫で造られたシックな階段を上ると、
歴代の会長の肖像画が並ぶ、ステンドグラスが美しい部屋があります。
壁の戸棚には、昔の薬剤師が使った陶器(デルフト焼)の薬入れが並んでいました。
グレート・ホールでは、130人が食事することができ、カクテル・パーティーだったら200人を収容することができるのだそうです。
17世紀に完成したホールは、リバリー・カンパニーの中で一番古いものなのだそうです。
エリザベス女王の肖像画もありました。それにしても内部を無料で見せてくれて、そのうえ写真撮影もOKという、非常に寛大なギルドでした。
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