英国のスーパー・マーケットでは普通に見かけるけど、日本ではあまり知られていない野菜をご紹介しましょう。
日本では「砂糖大根」「甜菜」として知られるビートルート(Beetroot)は、サトウキビの次に砂糖の原料として広く栽培されています。鮮やかな深紅色が特徴です。柔らかい小ぶりのものは生のままサラダにします。
これもビートルート(Beetroot)。大き目のものは茹でたり、スープに入れたり、ホイルに入れてオーブンで焼いたりします。英国のスーパーでは酢漬けの瓶詰めが売られていて、サラダによく使われます。
クージェット(courgette)は瓜で、煮て食べることが多いですが、サラダなどにして生でも食べられます。
ターニップ(Turnip)はカブです。ジャガイモが栽培される前のヨーロッパでは重要な食料でした。夏のものはみずみずしく、生で食べられます。越冬のものは、シチューや、スープに使われます。
これはパースニップ(Parsnip)です。これもジャガイモがヨーロッパに伝わるまで、英国人の食事の中でかなり重要な部分を占めていました。茹でて、肉・魚料理の付け合わせとして食べます。
これはベイビー・フェンネル(Fennel)です。普通フェンネルはもっと大きくて、セロリのサイズ。根に近い白い部分を食べます。地中海地方原産のセリ 科の植物。スープに入れたり、茹でてドレッシングと和えたり、生のままサラダに入れたりします。葉はハーブとして使います。
バターナッツスクアッシュ(Butternut Squash)は淡白なカボチャみたいな味がします。茹でてマッシュしたり、スープの具として使います。半分に切って皮付きのままオーブンでローストする料理もあります。
コールラビ(Kohlrabi)はキャベツの仲間。中世ヨーロッパで食べられていたワイルド・キャベツを品種改良したもので、味はカブとキャベツのミックス。生で食べたり、茹でて食べたり、マッシュして食べたりします。スウィード(Swede)はSwedish turnip(スウェーデンのカブ)のことです。中身はオレンジ色で、茹でてマッシュしたり、オーブンでローストしたり、シチューやカレーの具に使います。
プチ白菜みたいなチコリ(Chicory)は根株から出てくる芽の部分です。茹でて食べたり、サラダに入れて生で食べることもできます。
アンティチョークはアザミの蕾で、丸ごと蒸すか茹でて、葉を一枚ずつはがし、葉の根元にある柔らかい部分を食べます。
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