2008年11月12日水曜日

ロード・メイヤーズ・ショー

ロード・メイヤーズ・ショー(Lord Mayer's Show)の朝のマンション・ハウスの様子です。

とっても紛らわしいのですが、ロード・メイヤー(Lord Mayer)というのはシティーの市長のことで、ロンドン市長(Mayer of London)とは違います。

国王の任命されたロード・メイヤーは1189年から存在しましたが、1215年に市民によって市長が選ばれるようになります。

市民によって選ばれた市長は、国王への忠誠を誓い、就任を承認してもらうように、王の居所のあるウエストミンスターまで行進します。これがロード・メイヤーズ・ショーです。

マンション・ハウスの周りには、いろいろな時代の服を来た人たちがいて、タイムスリップしたみたいな感じがしました。

こちらは、パレード出発まで待機するビーフイーター。

お馴染みの騎馬兵。

騎馬兵の楽隊。

パレードが始まると、私はチープサイドに移動しました。

ローマ時代から近代まで、いろいろな時代の扮装をした人が通ります。

終戦記念日が近いためか、軍事関係の人もたくさんいました。

ロンドン・オリンピック出場予定の206カ国の旗を持った人々。

ロード・メイヤーズ・ショーのパレードの様子はテレビでも見ることができます。

午後からは、クイーン・ヴィクトリア・ストリートでパレードを見学しました。

雨が降っていたせいなのか、午後にパレードを見る人が少ないのか、ここは穴場でした。

何の邪魔も無く、写真が撮り放題でした。

後半は馬車がたくさん通りました。

この馬車は普段どこに置いてあるのでしょうか?

馬も馬車もこの日のために遠くから持ってくるのでしょうか?

御者の服装とビーフイーターから、これは王室関係者の馬車みたいです。

そして楽隊と、

騎馬兵の後、

いよいよ新市長が乗った馬車が通ります。

普段ロンドン博物館に展示してある金色の馬車に乗って、

現れた新市長のIan Luderさんが手を振ってくれました。

そして、馬車は市長公邸のマンション・ハウスに向かいます。

馬車の後には歩兵。

この人たちもマンション・ハウスに向かいます。

それを追って、私もマンション・ハウス前に移動。

公邸ではすでに市の偉い人たちが待っていました。

また、ちょっとセレモニーがあり、

新市長は建物の中に入り、

馬車は博物館に帰っていきました。

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