今回はガイドのリズさんとキューガーデンの歴史を学びながら、温室を中心に回りました。
パンノキ。英名はBreadfruit。学名はArtocarpus altilis (=Artos(パン)+karpos(果)+alitilis(肥えた)。キューガーデンはポリネシア原産のパンノキを西インド諸島へ移植し、黒人奴隷たちの食料としました。
アイファネス・ミニマ(Aiphanes minima)は幹のトゲがすごい。インド原産。英語名はMacaw palm。
ゴムの木。英語名はRubber Tree。高温多湿の気候を好みます。
幹を傷つけて出てきたミルク=ラテックス(latex)が、天然ゴムの材料になります。キューガーデンはアマゾン川流域原産のゴムの木をマレー半島に移植してプランテーションを作りました。
こ れはWelwitschia mirabilisです。アフリカ南部のナミビア砂漠原産で、日本名は「奇想天外」というのだそうです。調べると2枚の葉がどこまでも伸び続けるとか、長 い根が砂漠の奥深くまで達していて、何百年も生き続けるとか書いてありますが、キューガーデンのこれはもうすぐ死にそうに見えます。
これは世界で一番大きい花Titan Arum(学名はAmorphophallus titanum)の実です。花は数年前に見たことがあります。日本名はショクダイオオコンニャク(蜀台大蒟蒻)です。
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