後にドードーは地球上の他の地域にはいない種だと判明しますが、その頃はすでにドードーはわずかな骨だけを残し絶滅していました。これはロンドン自然史博物館にある骨格標本です。
これはロンドン自然史博物館にある復元模型です。オックスフォードのアシュモリアン博物館に博物学者のジョン・トラデスカントによって収蔵されていた唯一の剥製がありましたが、保存の仕方が悪く1755年に焼却処分になってしまいました。
ドードーという名前はポルトガル語で「間抜け」の意味のDuodoから来ているといわれており、生物学者のリンネまで間抜けなドードーという意味のディドゥス・イネプ
トゥス(Didus
ineptus)という学名をつけています。勝手な人間によって「まぬけ」と呼ばれ、絶滅させられてしまったドードーはハリーポッターにも登場します。
これはオックスフォード大学博物館(University Museum in Oxford)にある1651年にヤン・サーフェリーによって描かれたドードーの絵です。「不思議な国のアリス」の作者のルイス・キャロル(本名ドジソン)はオックスフォード大学の数学の教授でしたので、この絵を見る機会がありました。どもり癖があり、自分の名前を「ドー、ドー、ドジソン」と言っていたルイス・キャロルは、このドードーに親しみを感じていたと思われます。
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