2008年2月29日金曜日

マクロビ料理~ちらし寿司

鈴木美保子先生のマクロビ料理教室~日本料理編~ちらし寿司の作り方

干し椎茸と昆布は、水に一晩つけて戻しておきます。

玄米にだし汁と自然塩(少々)を加え、

通常より少なめの水加減で炊きます。

ニンジン(1本)は短めの斜め千切り、油揚げ(1枚)は熱湯にさっとつけて油抜きをし、縁を切って開いて3分の1幅の細切りにしておきます。

玉ねぎ(60g)は粗みじん切り、ダシをとった椎茸(4枚)は半分に切ってから太目の線切りにします。

鍋にごま油を熱して玉ねぎを炒めます。

下からニンジン、椎茸、切干大根(50g)、油揚げを重ね、だし汁をひたひたまで加えて強火にかけ蓋をします。

沸騰したら中弱火に落とし、かき混ぜないで15分程度加熱します。

具材が柔らかくなって水分が大体無くなったら、醤油をまわしかけ、火を中火まで強めて、ここで初めてかき混ぜます。

煮汁がなくなるまで水分を飛ばし、火を止めて冷ましておきます。

おひつに御飯を移し、同量の水で割った梅酢(大さじ6)を手早く廻しかけ、しゃもじで切るように混ぜ合わせます。

具材を加え、白ゴマも加えてから、さらに混ぜて水分を飛ばします。

ひょうたん型に一人分の寿司飯を詰めて、

型を抜きます。

ニンジンは人数分を花型に抜き、抜いた輪と共に塩湯でしておきます。

きざみ海苔と、花型ニンジンを飾れば出来上がりです。

マクロビ料理~がんもどき

鈴木美保子先生のマクロビ料理教室~日本料理編~がんもどきの作り方

キクラゲ(10g)は水で戻しておきます。

さやえんどう(60g)は塩茹でにしておきます。

木綿豆腐(900g)は茹でて水を切っておきます。

豆腐をフードプロセッサーにかけ、

生姜汁(大さじ1)、白味噌(大さじ1)、自然塩(小さじ2分の1)を加えて滑らかにします。

キクラゲとサヤエンドウは細かい千切りにして、

フードプロセッサーからボウルに移した豆腐と混ぜます。

人数分に分け、円盤型に成型します。

中央を少し凹ませます。

油を熱くし(120℃くらい=天ぷら油より低め)、そっと油に放し、5~6分挙げます。

おろし醤油(お好みでおろし生姜)を添えれば出来上がり。

マクロビ料理~あられ野菜のスープ

鈴木美保子先生のマクロビ料理教室~日本料理編~甘い野菜のスープの作り方

ニンジン(150g)、カボチャ(150g)、キャベツ(150g)、玉ねぎ(150g)を1センチ強のさいの目に切ります。

鍋の底から、玉ねぎ、キャベツ、カボチャ、ニンジンの順に野菜をいれます。

だし汁(椎茸昆布だし汁1200cc)を加えて火にかけます。

沸騰したら弱火にして、かき混ぜないで、15分ほど加熱します。

塩で(小さじ3分の1)で調味して出来上がりです。

御椀に盛り付けました。

マクロビ料理~あらめ玉ねぎ

鈴木美保子先生のマクロビ料理教室~日本料理編~あらめ玉ネギの作り方

「あらめ」というのは、英国でも手に入る海草の名前です。

あらめ(42g)は洗って水戻しし(15~30分)、長いようならばハサミでカットします。玉ねぎ(240g)は太目のまわし切り(芯を中心に切る)にしておきます。

フライパンにごま油(大さじ1)を熱し、玉ねぎを5分ほど炒め、そこへあらめを加えてさらに炒めます。

水(1カップ)と醤油(大さじ2)を加え、弱火で加熱します。

7分ほど加熱し、水分が減ってきたら、上下を入れ替えるように軽く混ぜ、さらに5分ほど加熱します。

ほぼ水分がなくなってきたら、醤油(大さじ1)を加え、強火にして水分を飛ばし、生姜汁(少々)を回しかけてすぐに火を止めます。

冷めたらお膳に盛り付けます。

マクロビ料理~ブロッコリーの胡桃和え

鈴木美保子先生のマクロビ料理教室~日本料理編~ブロッコリーの胡桃和えの作り方

ブロッコリー(1個)は食べやすい大きさに切り、蒸してザルにあげて冷ましておきます。

軽く炒った胡桃をすり鉢で滑らかになるまで摺ります。

それに玄米酢(小さじ4)と白味噌(70g)を加えます。

ブロッコリーに胡桃のソースをかければ出来上がり。

マクロビ料理~甘酒ブランマンジェ・ストロベリーソース

鈴木美保子先生のマクロビ料理教室~日本料理編~甘酒を使ったデザートの作り方

寒天(小さじ2)をあらかじめ2分の1カップの水に下しておきます。鍋に浸した寒天液・水(3カップ)を入れて火にかけます。寒天が溶けたら、自然塩・レモンの皮の摩り下ろしを加えて、時々混ぜながら寒天が完全に溶けるまで、じっくり10分程度煮ます。玄米甘酒(2カップ)と水(3カップ)をミキサーにかけクリーミーにしておき、鍋に加え、3分ほど煮て火を止めます。

リンゴジュース(大さじ2)を加え、粗熱が取れたら器に流しいれます。

イチゴ(一人3個)はミキサーにかけるかすり鉢で摺って、寒天が固まったら流しいれ、冷やします。縦半分に切ったイチゴを飾れば出来上がり。

2008年2月28日木曜日

ウフィツィ美術館

今日は西洋美術史講座の講義に参加してきました。5月に行くフィレンツェのウフィツィ美術館について勉強しました。

まず、14世紀初期のジオットの「聖母子像」です。

15世紀のシエナ派のマルティーニは、天使ガブリエルにオリーブの枝を持たせて、「受胎告知」の場面を描いています。

フィリッポ・リッピの「聖母子と天使たち」は、マリア様が美人に描かれています。

こっちはボッチチェリの「ザクロの聖母」。フィレンツェ政庁の注文で描かれたトンド(円形画)で、美少年天使たちに囲まれた聖母子が描かれています。ザクロはキリスト受難の象徴です。

ボッチチェリが描いた「東方三博士の礼拝」は、裕福な仲買人のデル・ラーマが注文したものですが、絵の中にメディチ家の人々が登場人物として描かれており、作者自身も右端に描かれており、集団肖像画となっています。

「キリストの洗礼」を描いたヴェロッキオはレオナルド・ダ・ヴィンチの先生として有名。左端の天使と背景はレオナルドが描いたと言われています。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」

ミケランジェロの「ドーニ家の聖家族」は、ミケランジェロが完成させた唯一の板絵です。

ティツィアーノの「フローラ」。神話の女神と高級娼婦のイメージを合わせた作品。

ウルビーノ公のために製作されたティツィアーノの「ヴィーナス」も、挑発的で、官能的。