ハンプトン・コート宮殿には、チューダー時代をはじめ、昔の料理を研究している部門があるのだそうです。
そこの料理研究家の人たちが、当時の料理を再現していました。
チューダー時代(16世紀)、英国にはヘンリー8世という王様がいて、6人の王妃を持ったり、宗教改革をしたりしてました。
当時の宮廷は肉料理が中心でした。肉が体を作ると思われていました。
当時はまだアメリカ原産のジャガイモ、コーン、トマト、唐辛子などは、英国には入ってきていませんので、現代より食材と調味料は限られていました。
アーモンドをつぶして、アーモンド・ミルクを作っています。牛乳はチーズやバターを作るためのもので、牛乳をそのまま飲むことは考えなかったそうです。
オニオンを刻んでスープに入れます。玉ねぎや長ネギやガーリックは英国で育ったそうです。
ハンプトン・コートは王様が滞在するロイヤル・パレスですので、当時考えられる最高の食材が揃っていました。胡椒など、海外からのスパイス類も使っていました。
こちらはクッキングではなく、型に流し込むための、蝋を溶かしているところです。
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