2008年9月9日火曜日

セゴビア

バスはこのような街をいくつか通過しながら、セゴビアに到着しました。

世界遺産であるローマ時代の水道橋は、全長728m、高さ29m、西暦1世紀に造られました。

セメントを使わずに石を積み重ねただけなのに、現在も変わらぬ姿を保ち続けており、古代ローマ人の土木技術のレベルの高さがよくわかります。

水道橋近くから見た新市街。

旧市街の中心にあるマヨール広場。

16世紀~17世紀に建てられた後期ゴシック様式のカテドラルは、

透かし彫りや尖塔が美しい。

サン・アンドレス教会はロマネスク様式建築です。

ディズニー映画の「白雪姫」の城のモデルとなったアルカサールに到着。

城というより要塞です。

11世紀にアルフォンソ6世がモーロ人の技術を利用して築城しました。

その後14世紀にエンリケ2世が城を再建、15世紀前半にファン2世により改築されました。

15世紀にイザベラ女王が即位した場所として有名です。

19世紀に大火で被害を受け、

1940年にようやく修復されました。

イザベラ女王のベッド。

当時の王宮の様子を再現しています。

礼拝堂の聖壇の飾りはかなり古そうです。

ムハデル様式の部屋の窓から見える景色は、

エレスマ川と荒野・・・。

サンタ・クルス・ラ・レアル修道院と、

サンタ・マリア・デル・パラル修道院が、目に付きました。

城の内部を見学した後、城の先端の部分に出ます。

見張りの塔が独特の雰囲気を出しています。

下には幾何学模様の庭園が見えました。

別料金でタワーに上ることができます。

そんなに高そうに見えない塔ですが、

こんな窓から外を見ながら、

螺旋階段を上り続けると、

城で一番高いところに出ます。

尖がり屋根の小塔が近くに見え、

カテドラルと旧市街の全景が見られます。

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