バスはこのような街をいくつか通過しながら、セゴビアに到着しました。
世界遺産であるローマ時代の水道橋は、全長728m、高さ29m、西暦1世紀に造られました。
セメントを使わずに石を積み重ねただけなのに、現在も変わらぬ姿を保ち続けており、古代ローマ人の土木技術のレベルの高さがよくわかります。
水道橋近くから見た新市街。
旧市街の中心にあるマヨール広場。
16世紀~17世紀に建てられた後期ゴシック様式のカテドラルは、
透かし彫りや尖塔が美しい。
サン・アンドレス教会はロマネスク様式建築です。
ディズニー映画の「白雪姫」の城のモデルとなったアルカサールに到着。
城というより要塞です。
11世紀にアルフォンソ6世がモーロ人の技術を利用して築城しました。
その後14世紀にエンリケ2世が城を再建、15世紀前半にファン2世により改築されました。
15世紀にイザベラ女王が即位した場所として有名です。
19世紀に大火で被害を受け、
1940年にようやく修復されました。
イザベラ女王のベッド。
当時の王宮の様子を再現しています。
礼拝堂の聖壇の飾りはかなり古そうです。
ムハデル様式の部屋の窓から見える景色は、
エレスマ川と荒野・・・。
サンタ・クルス・ラ・レアル修道院と、
サンタ・マリア・デル・パラル修道院が、目に付きました。
城の内部を見学した後、城の先端の部分に出ます。
見張りの塔が独特の雰囲気を出しています。
下には幾何学模様の庭園が見えました。
別料金でタワーに上ることができます。
そんなに高そうに見えない塔ですが、
こんな窓から外を見ながら、
螺旋階段を上り続けると、
城で一番高いところに出ます。
尖がり屋根の小塔が近くに見え、
カテドラルと旧市街の全景が見られます。
0 件のコメント:
コメントを投稿