シティー・ガイドの桑原さんによる歩くツアーに参加してきました。今日のテーマは「ローマ時代のロンドン」。西暦43年から約400年間、ロンドンはロンディニウムと呼ばれ、ローマ帝国の植民地でした。
まずロイヤル・エクスチェンジ前で集合。ローマ時代にはこの建物の裏に、バジリカ(裁判所や取引所)やフォーラム(広場)がありました。
昔はシティの真ん中をウォルブロック・ストリュームと呼ばれる川が流れていました。
その川沿いで見つかったミトラ神殿は、現在クイーン・ヴィクトリア通りで見ることができます。
ここら辺からは、ローマ時代のモザイクの床(Bucklersbury mosaic)が見つかっています。
モザイクの床はロンドン博物館で見ることができます。
次はワトリング・ストリートです。
ローマ時代、この道はドーバーからロンドンを通って、ウエールズまで続く主要道路でした。
ローマ時代には関係ないけど、1668年(ロンドン大火の2年後)に建てられたパブも印象に残りました。
中世に同業者組合の集会所であったギルド・ホール。
ギルドホールの前の広場の床に曲線が描かれています。これはローマ時代のコロシアム(円形競技場)のラインです。
ギルドホール・アート・ギャラリーの地下では、コロシアムを再現しています。
ここでグラディエーターたちが戦ったのですね~。
ロンドンにもコロシアムがあったこと、知ってました?
ロンドン・ウォールの左右には、ローマ時代のフォート(要塞)の壁が残っています。
ロンドン博物館で再現されているのは、グレシャム通りにあった地下から水を汲み出す機械(Roman water-lifting machines)です。
ローマ時代には、奴隷が一日中ハムスターのようにグルグル回って、タンクに水を溜めました。
ロンドン博物館にはローマ時代の地図や、
発掘されたガラスの器なども展示されていますが、
今日は「ローマ人」が来ていました。
皮製のテントは頑丈でした。
この人は職人さんです。
ローマ人はこのサンダルで一日に何キロも歩きました。
これは医療器具です。ローマ時代は面白い。
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