マンチュア(1755-60)
ローブ・ア・ラ・フランセーズは絶対王政の末期で貴族文化が栄えていたフランス宮廷の正装です。
針金やくじらのひげでつくられたペチコートで広げられた巨大なスカートが流行しました。
胸元の開いたガウン式のローブの下には三角形の胸当てをつけ、背には畳まれたプリーツがありゆったりと広がっています。襟や袖口はレースやリボンなど多彩な装飾に彩られています。
シルクのドレス(1760-70)
ローブ・ア・ラ・フランセーズは宮廷服として着用され、頭髪は巨大化し、1度髪型を作ると貴族の女性でも1週間、中産階級では1ヶ月もそのままだったそうです。この頃になるとパニエの巨大化は止まり、ヘアスタイルに興味は移っていきます。
シルクのドレス(1775)
ローブ・ア・ラ・フランセーズの背面プリーツが分かる画像。
ペチコート
綿のドレス(1795-1800)
日常着は裾の上げ下げができるローブ・ア・ラ・ポロネーズやパニエ無しで着るローブ・ア・ラングレーズなどが出てくきます。
ウエストコート(1770-80)
ウエストコート(1788)
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