物乞い
コーランは貧しい人たちへの施しを義務付けています。信者は貧しい者に施しをしなければなりません。その義務を果たすためには、貧しい者が存在しなくてはなりません。ですから、石油収入などで裕福になったアラブの国の政府が、乞食撲滅を呼びかけても、市民の協力は得られません。
乞食の方も「自分は貧しいものであり、施しを受ける権利がある」と思っています。プロの乞食はシーア派のモスクでは始祖アリーを賞賛し、別のモスクではそのモスクが属している法学派の始祖を大いに褒め称え、礼拝にやってくる信者からいかにたくさんのお金をもらうかを考え、テクニックを磨きます。
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