V&A ファッション・ギャラリーで見る60年代ファッション
ザンドラローズのイブニング・ドレス(1969)
1940年代、イギリスのケントで生まれます。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでテキスタイルデザインを専攻。ザンドラ・ローズのテキスタイルデザインは、当時のイギリスではあまりに奇抜とされました。1969年、自身のショップ「フルハム・ロード」をロンドンにオープンします。デザインもさることながら、ヘアー、メイクアップなどそのライフスタイルもドラマチックでゴージャズで注目を集めました。
こうして70年代にはイギリスデザイナーの中でもニューウェイブと呼ばれる地位を確立し、世界のファッションシーンで注目を集めました。そのデザインは世界の富裕層はもちろん皇室からも評価され、ダイアナ妃のために洋服をデザインしています。97年、エリザベス女王から大英帝国勲章を授与されています。
オジークラーク
1942年生まれ。オジーの妻はテキスタイルデザイナーとして有名なセリア・バートウェル。彼女はオージー・クラークのプリントを手がけていました。共同制作した作品は、1960〜1970年代のファッションシーンを象徴する代表作となっています。
ビバのドレスとコート(1970)
1964年、ファッションイラストレ-タ-出身のバーバラ・フラニッキがケンジントンにショップ「ビバ」をオープン。ビバ(BIBA)という名前は、バーバラの妹の名前から来ています。ショップをオープンする前は、カタログを使用した、メールオーダーのサービスを提供していました。ビバは、アール・デコ・プリント、フレア調のグラマラスなファッションで人気となり、60年代半ばからスウィンギング・ロンドンを代表するブランドになります。
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